飛翔昆虫対策の手段と防虫フィルム

コラム

飛翔昆虫対策の手段と防虫フィルム

空気が温かい夜になると多くの方が悩まされる虫。
一般家庭でも、オフィスや店舗、
あるいは工場などの大規模な建物でもそれなりの数の虫が集まります。
飛翔昆虫に対する手段として一般的には、電撃殺虫器や
薬剤による忌避や殺虫が考えられます。
殺虫器はバチバチといやな音がしたり、危険なイメージがあります。
また虫の死骸に他の虫が引き寄せられるという本末転倒の逆効果も。
殺虫剤は、やはり薬剤の散布による環境への影響や健康被害が心配されますし、
持続性が期待できず繰り返しの散布が必要となります。

防虫フィルムは、薬剤塗布もなく環境・健康被害や
もちろん電気代も発生しません。
元々虫たちは、光源を基準に行動する本能を持っています。
太陽や月と異なり、光源の小さな電燈等で方向を探ると
同じ場所に引き寄せられていくのです。
防虫フィルムは屋外に漏れ出す光を、
昆虫から見えなくしてしまう効果があります。
どういうことかと言うと、もっとも多くの昆虫が感応する、
光の波長領域をカットする「オプトコントロール」という防虫原理により、
誘因の原因をなくします。
虫が寄ってこないので、死骸や臭いの恐れもありませんし、薬剤を使用せず安全です。
食品や薬品を扱う場所、多くの人が利用するレストランや店舗にも
イメージを損なうことがありません。
昆虫だけが感じる紫外線域を利用するしくみなので、
人間の目には透明で違和感がないことも利点のひとつです。